当院の虫歯治療

当院は、「かかりつけ歯科医機能型歯科診療所」厚生労働省に認定されている歯科医院。これは、患者さまが安心・安全に治療を受けられる体制が整っている上で、９つの条件を満たしている歯科医院のみが受けられる認定です。全国でおよそ１割程度の歯科医院しか、この認定を受けていないといわれています。

つまり、治療を行うための環境がしっかりと整えられており、かかりつけ歯科医として患者さまに継続して通ってもらえる歯科医院であると、厚生労働省に認められているということ。自分ひとりでは気づけないようなごく初期の虫歯についても、正しい治療・指導を行い、患者さまのお口の健康を守るお手伝いが可能です。

ごく初期の虫歯は、正しい歯磨きやフッ素の塗布、あるいは食事の取り方に気をつけるなどといった取り組みにより、削らなくても治るケースがあります。

歯は、お口の中の状態が酸性に傾いたときに溶けるもの。その酸性状態は、唾液の力によって中性に戻されています。お口の中は食事をするたびに酸性に傾くため、たとえば飴のように、常にお口に入っている食べ物は大敵。なぜなら、唾液の力がうまく働かなくなるからです。

そのようなメカニズムを、当院ではきちんとご説明しています。食事指導や歯磨き指導、ときにはフッ素塗布のご提案も行いつつ、お口の健康を守るお手伝いをしてまいりますので、安心してご来院ください。

「歯の治療は怖い」と思っている方は、少なくないと思います。私たちは、痛みが苦手だと感じている患者さまに配慮し、できるだけ痛みが少ない治療をご提供しています。

治療中の痛みをなくすために、歯科医院では麻酔を使用します。しかし、そもそも麻酔の注射が痛くて嫌だと感じる方も多いのではないでしょうか。そのため当院では、麻酔をかける際の痛みができるだけ軽くなるよう、麻酔注射の打ち方にさまざまな工夫を凝らしています。

初めに塗るタイプの表面麻酔を歯ぐきに塗り込み、表面麻酔が効いてから麻酔の注射を打つため、痛みはほとんど感じません。また、注射針は細いものを採用。針が細ければ細いほど、注射のときの痛みを抑えられるからです。さらに、麻酔液を注入していく際には電動の注射器を使用。麻酔液を入れる速度を一定に保つことで痛みを感じにくくできます。このような工夫をして痛みを減らすことで、患者さまの不安が少ない治療をと考えています。

痛みが苦手だという方や小さなお子さまも、安心してご来院ください。

歯の神経（歯髄）は、取り除くと歯に栄養分が行き渡らなくなり、結果的に歯が脆くなってしまいます。脆くなった歯は、折れたり欠けたりしやすくなるもの。
そのため、当院ではできるだけ神経を取らずに済むよう、薬剤の力で虫歯菌を無菌化する「3mix法」と呼ばれる治療方法を、症例に応じて取り入れています。

重症化し、病巣が神経にまで達してしまった虫歯の場合、神経を取り除く治療を行うのが一般的です。しかし当院では、殺菌効果があるセメントを用いて病巣の虫歯菌を殺菌。神経を取らずに済む治療を行い、患者さまにできるだけ長く自分自身の歯を保ってもらえるよう努めています。

当院では保険の範囲内でこの治療をご提供できますので、重度の虫歯をお抱えの患者さまは、ぜひ一度当院にご相談ください。